「保育園」と「認定こども園」の違い、あなたは説明できますか？
どちらも就学前の子供を預ける施設ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「保育園」と「認定こども園」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
保育園の定義
「保育園」を広辞苑で調べると、
保育所の通称。
広辞苑 第七版 より [発行所：株式会社岩波書店]
とのことで、続いて「保育所」を広辞苑で調べると、
児童福祉法による児童福祉施設の一つ。日々保護者の委託をうけて、乳児または幼児をあずかり保育する所。厚生労働省所管。
広辞苑 第七版 より [発行所：株式会社岩波書店]
とのことで、「保育園」は保育が必要な乳幼児を預かり、保育する施設であることが分かりました。
管轄は厚生労働省で、保護者が働いていたり病気や障害があるなどの理由で日中の保育が難しい場合に利用できる施設です。
認定こども園の定義
「認定こども園」を広辞苑で調べると、
就学前の子供に教育・保育を提供し、子育てを支援する施設。幼稚園と保育所の機能を兼ねる。都道府県知事が認定。2006年設置。
広辞苑 第七版 より [発行所：株式会社岩波書店]
とのことで、「認定こども園」は保育と教育を一体的に行う施設であることが分かりました。
保育を行う保育所と、幼児教育を行う幼稚園の長所を併せ持つ施設で、預かり時間が長く利用可能な年齢も幅広いのが特徴です。
共働き家庭の増加によって幼稚園の利用者は減少していますが、待機児童の数は増え続けています。
そこで幼稚園の機能と保育所の機能を持つ「認定こども園」が新たに新設されました。
保護者の保育の状態に関わらず預けることができます。
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つまり「保育園」と「認定こども園」の違いは？
つまりそれぞれの違いは
- 保育園は「保育ができない保護者に代わり、保育を行う施設」
- 認定こども園は「保育と教育を一体的に行う施設」
となり、「保育園」は保育を行う施設であるのに対し、「認定こども園」は保育と教育を行う施設であることが分かりました。
病児保育と病後児保育の違いはこちらでまとめています。
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