「新玉ねぎ」と「サラダ玉ねぎ」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも生食に向いていて、サラダで食べるとおいしい玉ねぎですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「新玉ねぎ」と「サラダ玉ねぎ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
新玉ねぎの定義
「新玉ねぎ」は広辞苑に掲載がないため、「玉葱」で調べると、
ヒガンバナ科(旧ユリ科)の多年生作物。栽培上は一年生。原産地はおそらく西アジア周辺。日本への導入は明治以降。主要な野菜の一つで、世界各地に広く栽培される。品種が多い。地下の鱗茎はよく発達して球形または扁球形で食用とする。オニオン。
広辞苑 第七版 1829Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「玉葱」は世界各国で食べられているヒガンバナ科の作物であることが分かりました。
一般的な玉ねぎは、収穫後一ヶ月ほど乾燥させてから出荷されますが、それは、乾燥させることで日持ちするようになるためです。
一方で「新玉ねぎ」は、収穫してからすぐに出荷される玉ねぎです。
3~4月頃に出荷される「新玉ねぎ」は、一般的な玉ねぎと違って乾燥させないため、瑞々しくて柔らかく、色が白いのが特徴です。
サラダ玉ねぎの定義
「サラダ玉ねぎ」は広辞苑に掲載がないためWikipedia等で調べたところ、「サラダ玉ねぎ」は一般的な玉ねぎとは違う品種であることが分かりました。
「サラダ玉ねぎ」は「ホワイトオニオン」とも呼ばれ、生食用に作られた玉ねぎです。
水にさらさなくても辛味が少なく、おいしく食べることができます。
一般的な玉ねぎと栽培方法が違い、とても手間がかかるために値段が高いです。
つまり「新玉ねぎ」と「サラダ玉ねぎ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 新玉ねぎは「3~4月頃に出荷される玉ねぎで、一般的な玉ねぎを収穫してからすぐに出荷したもの」
- サラダ玉ねぎは「一般的な玉ねぎと違う品種で、生食用に作られたもの」
となり、「新玉ねぎ」は収穫後すぐに出荷されるものであるのに対し、「サラダ玉ねぎ」は生食用の玉ねぎであることが分かりました。
ピーマンとパプリカの違いはこちらでまとめています。
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