「グラタン用マカロニ」と「サラダ用マカロニ」の違い、あなたは説明できますか？
どちらもパスタの一種で、同じく「マカロニ」と呼ばれるものですが、店頭では「グラタン用」と書かれたものと「マカロニサラダ用」などと書かれたものがあります。
この違いはどこにあるのでしょうか。
このページを読めば「グラタン用マカロニ」と「サラダ用マカロニ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
グラタン用マカロニの定義
「グラタン用マカロニ」は広辞苑に掲載されていないため、「マカロニグラタン」を広辞苑で調べると、
マカロニの入ったグラタン。ゆでたマカロニと炒めた鶏肉・玉葱（タマネギ）などをホワイト‐ソースで和え、粉チーズをふりかけ、オーブンで焼いたもの。
広辞苑 第七版 より [発行所：株式会社岩波書店]
とのことで、「マカロニグラタン」は具材とソースを耐熱皿に入れ、チーズやパン粉をふりかけてオーブンでこんがりと焼いた料理であることが分かりました。
次に「マカロニ」を広辞苑で調べると、
代表的な乾燥パスタの一種。管状。他に、さまざまな形のものを指すこともある。
広辞苑 第七版 より [発行所：株式会社岩波書店]
とのことで、「マカロニ」はパスタの一種であることが分かりました。
実際の商品を見てみると、グラタン用のマカロニは「細い管状」の形であることが多くあります。
「マカロニ」はパスタとして食べることもできますが、「グラタン」はマカロニを茹でた後にさらにオーブンで焼くため、記載の茹で時間より少なめに茹でることがオススメです。
サラダ用マカロニの定義
「サラダ用マカロニ」は広辞苑に掲載されていないためWikipedia等で調べると、「サラダ用マカロニ」は野菜と混ぜてサラダとして食べるための「マカロニ」であることが分かりました。
一般に「マカロニ」は冷めるとぼそぼそしてあまりおいしく食べられませんが、「サラダ用マカロニ」は茹でた後に冷やして食べることから、冷えてもおいしく食べられるように工夫されています。
また、ドレッシングが馴染むように溝のついた商品も多くあります。
つまり「グラタン用マカロニ」と「サラダ用マカロニ」の違いは？
つまりそれぞれの違いは
- グラタン用マカロニは「温かい状態で食べるマカロニで、パスタの一種」
- サラダ用マカロニは「冷まして食べることが前提とされているマカロニで、冷めてもおいしく食べられる」
となり、「グラタン用マカロニ」は温かい状態で食べるマカロニであるのに対し、「サラダ用マカロニ」は冷ました状態で食べるマカロニであることが分かりました。
パスタとスパゲッティの違いはこちらでまとめています。
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