メープルシロップの等級の違い、あなたは説明できますか?
等級は「ゴールデン」「アンバー」「ダーク」「ベリーダーク」の4つに分かれますが、それぞれに明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めばメープルシロップの等級の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ゴールデンの定義
「ゴールデン」を広辞苑で調べると、
「黄金製の」「金色の」、また、「すばらしい」「最高の」の意味。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ゴールデン」は金色のメープルシロップです。
早い時期に採取されるもので、透明度が最も高く繊細な風味があることから、フレッシュフルーツや紅茶などに適しています。


アンバーの定義
「アンバー」を広辞苑で調べると、
琥珀(コハク)。琥珀色。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「アンバー」は琥珀色のメープルシロップです。
ゴールデンよりも後に採取されるもので、味わい深い風味があることから、パンケーキやお菓子作りなど様々な場面で使用できます。

ダークの定義
「ダーク」を広辞苑で調べると、
暗黒の。暗い。黒ずんだ。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ダーク」は黒っぽいメープルシロップです。
アンバーよりも後に採取されるもので、メープルシロップ特有の風味が強く表れています。
深いコクがあるので、料理のソースやアイスクリームにかけるシロップに適しています。

ベリーダークの定義
「ベリーダーク」は広辞苑に掲載がありませんが、日本語で「とても暗い」という意味です。
つまり、「ベリーダーク」はダークよりもさらに暗い色のメープルシロップということになります。
最も遅い時期に採取されるもので、風味も色の濃さもとても強く、スモーキーな香りが特徴です。
クセが強いので、メープルの風味をいかした料理に適しています。

つまりメープルシロップの等級の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ゴールデンは「最も早い時期に採取される、金色のメープルシロップ」
- アンバーは「ゴールデンの後に採取される、琥珀色のメープルシロップ」
- ダークは「アンバーの後に採取される、暗い色のメープルシロップ」
- ベリーダークは「最も遅い時期に採取される、かなり暗い色のメープルシロップ」
となり、樹液の採取時期によって等級が分けられていて、色や風味が異なることが分かりました。
メープルシロップとケーキシロップの違いはこちらでまとめています。
コメント