「バイク」と「原付」と「スクーター」の違い、あなたは説明できますか?
いずれも二輪自動車に分類される乗り物ですが、それぞれに明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「バイク」と「原付」と「スクーター」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
バイクの定義
「バイク」は広辞苑で「モーターバイクの略」とあったため、「モーターバイク」について調べると、
オートバイ。原動機付き自転車。バイク。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「バイク」は小型のオートバイです。
さらにオートバイの特徴について調べると、エンジンが前方にあるのでまたがって乗る必要があり、運転操作はマニュアルトランスミッションであることがわかりました。
原付の定義
「原付」の正式名称である「原動機付自転車」を広辞苑で調べると、
総排気量50ミリリットル以下のエンジンを備えた小型二輪車。原付。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「原付」は総排気量50ミリリットル以下の小型二輪車であることがわかりました。
排気量50ミリリットル以下のものは第1種原動機付自転車に分類され、最高速度は30km/hを厳守しなければならないことが道路交通法で定められています。
スクーターの定義
「スクーター」を広辞苑で調べると、
小型オートバイの一種。自動変速装置を有し、車体にまたがらず、脚を揃えて乗れる形式のもの。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「スクーター」は座って乗るタイプの小型オートバイであることがわかりました。
運転操作もオートマチックトランスミッションであるため、初心者向けです。
また、スクーターは大きな収納スペースを備えていることが特徴で、乗りやすく物をたくさん運べることから買い物などにも適しています。
つまり「バイク」と「原付」と「スクーター」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- バイクは「小型の原動機付き自転車で、運転操作が複雑」
- 原付は「総排気量50ミリリットル以下の小型二輪車」
- スクーターは「小型の原動機付き自転車で、運転操作が簡単」
となり、「バイク」と「スクーター」は乗り方や運転操作の点で分類されるのに対し、「原付」は排気量で他と分けられることが分かりました。
船とボートの違いはこちらです。
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