「ケイパー」と「ケッパー」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも日本人にはあまり馴染みのない調味料ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「ケイパー」と「ケッパー」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ケイパーの定義
「ケイパー」を広辞苑で調べると、
フウチョウソウ科の低木。その蕾(ツボミ)を酢漬けにしたものは強い酸味とかすかな苦みを持ち、スモーク‐サーモンなどに添えるほか香辛料に用いる。ケッパー。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ケイパー」は強い酸味と少しの苦味を持つ香辛料であることが分かりました。
「ケイパー」は地中海からイラン高原、アフガニスタンに自生するフウチョウボウ科の常緑小低木の植物の蕾を酢漬けにしたものです。
主に香辛料として使用されますが、サラダやスモークサーモンの付け合わせとして添えられることが多いようです。
ケッパーの定義
「ケッパー」を広辞苑で調べると、
ケイパー
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ケッパー」は「ケイパー」と同じものを意味することが分かりました。
「ケッパー」はもともとペルシア語ですが、「ケイパー(capre)」を英語で読んだときに「ケッパー」と発音したことから「ケッパー」や「ケイパー」などと呼ばれるようになりました。
また、「カープル」と呼ばれることもあるようです。
つまり「ケイパー」と「ケッパー」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ケイパーは「フウチョウボウ科の植物の蕾を酢漬けにしたもので、植物は主に地中海やイラン高原、アフガニスタンに自生している」
- ケッパーは「ケイパー(capre)を英語読みにした言い方」
となり、「ケイパー」は植物の蕾の酢漬けであるのに対し、「ケッパー」はケイパー(capre)の英語読みであることが分かりました。
からしとマスタードの違いはこちらでまとめています。
コメント