「ピザ」と「ナン」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも小麦粉の生地を伸ばしたパンのような食べ物ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「ピザ」と「ナン」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ピザの定義
「ピザ」を広辞苑で調べると、
発酵させた小麦粉の生地を薄くのばし、トマトソースや野菜・魚介・チーズなどさまざまな具をのせ、焼いたイタリアの食物。ピザパイ。ピッツァ。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ピザ」には小麦粉の生地の上にトマトソース、チーズなどのソースや具材が乗っており、一般的にはおかずやメイン料理として食べられるイタリア発祥の料理です。
ピザと言えば、一枚の大きなピザを等分に切って家族や友人などの複数人でシェアしながら食べる印象が強い人も多いのではないでしょうか。
ピザは日本ではお祝いやホームパーティなどのいつもより少し特別な日に食べられることが多いですが、西洋の国では日常的に食べられる習慣があるようです。

ナンの定義
「ナン」を広辞苑で調べると、
インド・西アジア・中央アジアなどの平焼きパン。小麦粉を水でこねて発酵させ、薄く伸ばして壺形のかまどの内側にはりつけて焼いたもの。ナーン。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ナン」は主に小麦粉のみが原料で、インドを中心としたアジア圏発祥の食べ物を意味します。
ピザと比較すると、「ナン」はメイン料理というよりも、カレーやスープにつける主食として食べられることが多いです。
また、食べ方についてもピザと異なり、ナンは手で千切って一口大に小さくして食べる方法が主流となっています。

つまり「ピザ」と「ナン」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ピザは「発酵させた小麦粉の生地の上にソースや具材を載せて焼いた食べ物」
- ナンは「発酵させた小麦粉の生地のみのシンプルな味付けで主食とされる食べ物」
となり、「ピザ」は具材がありメインのおかずとして食べられるのに対し、「ナン」はカレーなどのおかずと一緒に食べる主食であることが分かりました。
ピザの具材として人気のペパロニとサラミの違いについてもまとめています。
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