チーズフォンデュとラクレットチーズの違い、あなたは説明できますか?
チーズフォンデュは食材をチーズにつけて、ラクレットチーズは食材の上からチーズをかけるイメージがありますが…
このページを読めば「チーズフォンデュ」と「ラクレットチーズ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
チーズフォンデュの定義
「チーズフォンデュ」を広辞苑で調べてみると
フォンデュに同じ。
広辞苑 第七版 1857Pより [発行所:株式会社岩波書店]
続いて「フォンデュ」を広辞苑で調べてみると
卓上の鍋にチーズ・白ワインを入れて熱し、長いフォークに刺したパンにからめて食べるスイス料理。チーズ‐フォンデュ。
広辞苑 第七版 2532Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、数種類のチーズをワインで伸ばすことでトロトロとし、チーズのコクや旨みにワインの風味も加わります。また、ニンニクを鍋に擦りつけたり、スパイスも入れます。
ラクレットチーズの定義
ラクレットチーズは広辞苑に掲載がないため、Wikipedia等でリサーチしたところ「ラクレットと呼ばれる硬いチーズの断面を直火で溶かして削ぐスイス地方の料理」であることが分かりました。
最近では電気ヒーターでチーズの断面を加熱したり、専用のグリルで薄く切ったチーズを熱して溶かす方法も用いられています。
ラクレットはチーズフォンデュのようにワインやスパイスを使わずに、チーズ100%であることが分かりました。
つまり「チーズフォンデュ」と「ラクレットチーズ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- チーズフォンデュは「チーズにワインやスパイスを入れて、パンなどに絡めて食べる料理」
- ラクレットチーズは「ハードチーズのラクレットを溶かして、食材に乗せて食べる料理」
となります。
チーズフォンデュは鍋のチーズソースを絡め、ラクレットチーズは食材に溶かしたチーズのみを乗せることが分かりました。
とろとろとしたチーズソースか、チーズ100%かで好みが別れそうです。
ナチュラルチーズとプロセスチーズの違いはこちらです。
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