「ホワイトソース」と「ベシャメルソース」の違い、あなたは説明できますか?
どちらもフランス料理などで使用される白っぽいソースですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「ホワイトソース」と「ベシャメルソース」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ホワイトソースの定義
「ホワイトソース」を広辞苑で調べると、
西洋料理の基本的なソースの一つ。色づかないように炒めたルーを牛乳や出し汁で溶きのばし、煮詰めた白いソース。ベシャメルソースなど。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ホワイトソース」は西洋料理に使われる白色のソース全般を指すことがわかりました。熱したバターに小麦粉を加え、牛乳やブイヨンで溶きのばし煮詰めて作ります。
ベシャメルソースやクリームソース、モルネーソースなど、見た目が白いソースは全てホワイトソースに分類されます。
クリームシチューやピザ、パスタなどに多く使用されています。
ベシャメルソースの定義
「ベシャメルソース」を広辞苑で調べると、
小麦粉が色づかないようにバターで炒めてルーをつくり、牛乳で溶きのばして煮詰めた白いソース。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ベシャメルソース」はホワイトソースの一種であることがわかりました。
「ベシャメルソース」は熱したバターに小麦粉を加え、牛乳で溶きのばし煮詰めて、最後に塩や胡椒で味を調整します。
フランス料理の基本的なソースで、グラタンやドリア、クリームコロッケなどの料理に用いられるほか、モルネーソースやオーロラソース、クリームソースなど、他のソースのベースにもなります。
つまり「ホワイトソース」と「ベシャメルソース」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ホワイトソースは「西洋料理に使われる白色のソース全般」
- ベシャメルソースは「ホワイトソースの一種で、フランス料理における基本的なソース」
となり、「ホワイトソース」は白いソース全般を指しているのに対し、「ベシャメルソース」はホワイトソースの一種であり、日本では両者が同じものとして用いられることもあるということが分かりました。
ミートソースとラグーソースの違いについてもまとめています。
コメント