「ブッセ」と「ダックワーズ」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも間にクリームを挟んだ洋菓子の名前ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「ブッセ」と「ダックワーズ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ブッセの定義
「ブッセ」は広辞苑に掲載されていないため他の関連サイト等を調べると、「ブッセ」はビスキュイの一種であることが分かりました。
ビスキュイはさっくりとしているのが特徴のケーキですが、「ブッセ」はサクサクの生地の間にクリームやジャムを挟んだ焼き菓子です。
「ブッセ」はフランス語で”ひと口”という意味の“ブーシェ”が由来しています。
ダックワーズの定義
「ダックワーズ」は広辞苑に掲載されていないため他の関連サイト等を調べると、「ダックワーズ」はアーモンド風味のメレンゲを使用した焼き菓子であることが分かりました。
フランスではホールケーキの底にこのアーモンド風味のメレンゲとバタークリームを層にして敷いていました。そこで日本人のパティシエがこの部分だけを使用して小判型の焼き菓子にしたのがはじまりです。
フランスの洋菓子を元に日本人が生み出したお菓子ですが、今ではフランスでも小判型の「ダックワーズ」が販売されています。
つまり「ブッセ」と「ダックワーズ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ブッセは「ビスキュイの一種。サクサクの生地の間にクリームやジャムを挟んだ焼き菓子」
- ダックワーズは「フランスでホールケーキの底に使われていた生地を参考に日本人が作った焼き菓子。アーモンド風味のメレンゲを小判型にして焼いたもの」
となり、「ブッセ」と「ダックワーズ」はフランスの洋菓子ですが、ダックワーズはアーモンドがポイントの日本でも馴染みのあるお菓子であることが分かりました。
ビスキュイとビスコッティとビスケットの違いはこちらでまとめています。
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