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ほうじ茶と番茶の違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

食べ物

「ほうじ茶」と「番茶」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも日本では定番のお茶ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「ほうじ茶」と「番茶」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

ほうじ茶の定義

「ほうじ茶(焙じ茶)」を広辞苑で調べると、

番茶を焙じてつくった茶。

広辞苑 第七版 2670 Pより [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「ほうじ茶」は番茶や煎茶などを強火で煎じて作ったお茶であることが分かりました。

「ほうじ茶」は茶葉を強火で焙煎していることから、煎茶などと比べると渋みや苦味が抑えられていて香ばしくあっさりとしています。

脂っこい食事のあとなどにおすすめです。

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番茶の定義

「番茶」を広辞苑で調べると、

摘み残りの硬葉で製した品質の劣る緑茶。

広辞苑 第七版 2419Pより [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「番茶」は茶葉が成長して硬くなった根元の部分を摘んで煎れるお茶だということが分かりました。

「番茶」と言われる由来はいくつかありますが、京都ではお惣菜のことを「御番菜」と書いて「おばんざい」と言うなど、「番」の文字を「普段使い」という意味で使うことから、「番茶」と呼ばれるようになりました。

また、「晩茶」と書いて「遅く摘む」という意味から「番茶」と呼ばれるようになったとも言われています。

地域によって製法が異なるため、煎茶のように緑色をしていたり、ほうじ茶のように茶色だったりします。

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つまり「ほうじ茶」と「番茶」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • ほうじ茶は「茶葉を強火で焙煎して作ったお茶」
  • 番茶は「成長した茶葉の根元に近い部分を摘み取って作ったお茶で緑色のものと茶色のものとがある」

となり、「ほうじ茶」は焙煎したお茶であるのに対し、「番茶」は成長した根元で作ったお茶であることが分かりました。

煎れると淹れるの違いはこちらでまとめています。

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