「外灯」と「街灯」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも外にある灯りで「がいとう」と読みますが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「外灯」と「街灯」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
外灯の定義
「外灯」を広辞苑で調べると、
屋外に取りつけた灯火。屋外灯。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「外灯」は建物の外に取り付けられた電灯であることが分かりました。
庭や玄関といった個人の敷地内に設置されるのが特徴で、「屋外灯」「エクステリアライト」とも言います。
外灯を取り付けることで、夜間でも建物の入り口が分かりやすくなるほか、美観が整うメリットもあります。
センサー付きのものもあり、防犯としても役立ちます。
街灯の定義
「街灯」を広辞苑で調べると、
街路にともす灯火。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「街灯」は道路や広場、公園などの共用地に設置された灯りであることが分かりました。
ガス灯、電灯、LED灯と様々な種類があり、主に防犯や美観を整える目的で設置されます。
節電・光害対策として、交通量の少ない深夜帯は照明を暗くしたり、間引き点灯するなどの工夫がされています。
現在は主に街路を照らすために設置されていますが、もともとは街路に面した家の位置を明示するためのものでした。
各家の2階の窓にランタンを吊るしたのがはじまりです。
つまり「外灯」と「街灯」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 外灯は「建物の外に取り付ける灯り」
- 街灯は「共用地に取り付けられる灯り」
となり、「外灯」は個人の敷地に設置するものであるのに対し、「街灯」は共用地に設置するものであることが分かりました。
スーパーとコンビニの違いはこちらでまとめています。
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