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トンネルとアンダーパスの違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

建物・施設

「トンネル」と「アンダーパス」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも交通のための建造物ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「トンネル」と「アンダーパス」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

トンネルの定義

「トンネル」を広辞苑で調べると、

鉄道・道路・水路などを通すため山腹・河底・海底・地下に貫いて設けた通路。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「トンネル」は山腹や地下を貫いて設けた通路ということが分かりました。

トンネルは、地上から目的地まで地下や海底、山岳などの土の中を通る人工の構造物とされています。

また自然に形成されたのか、人工的かを問わず、穴の断面の高さ、もしくは幅に比べて、奥行きが細長い地下の空間についてもトンネルと呼びます。

人工トンネルは、道路や線路といった交通のための通路の他にも、水道や電線などのライフライン、鉱石の採掘などが目的で建設されます。

ちなみに、鉄道や道路のトンネルには「入口」「出口」が定められており、起点に近い方が「入口」となっています。

新幹線で例えると、東京寄りの坑口が「入口」で、その反対側が「出口」です。

アンダーパスの定義

「アンダーパス」は広辞苑に掲載がないため、Wikipedia等で調べたところ、立体交差で掘り下げ式になっている下の道路や、くぐり抜け式の通路を指すことが分かりました。

立体交差とは、上空から道路を見下ろしたとき、異なる道筋の道路同士が、一部交差しているように見える構造のことです。

具体的には、首都高速道路や線路下の小規模なトンネルなどです。

アンダーパスは、立体交差で下を通る道路を指します。
逆に、立体交差で上を通る道路はオーバーパスと呼ばれ、高架橋などがオーバーパスにあたります。

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つまり「トンネル」と「アンダーパス」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • トンネルは「地上から目的地まで、地下や海底、山岳などの土の中を貫いて通る通路」
  • アンダーパスは「立体交差で掘り下げ式になっている下の道路

となり、「トンネル」は土の中を貫いて作った道路で、「アンダーパス」は立体交差で下に位置する道路ということが分かりました。

サービスエリアとパーキングエリアの違いはこちらでまとめています。

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