スーパーとコンビニの違い、あなたは説明できますか?
食料品や日用品を取り扱う「スーパー」や「コンビニ」ですが、明確な定義はあるのでしょうか。
このページを読めば「スーパー」と「コンビニ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
スーパーの定義
スーパー‐マーケットの略。
広辞苑 第七版 1546Pより [発行所:株式会社岩波書店]
続いて「スーパーマーケット」を広辞苑で調べると、
主に食料品・日用品を扱い、買手が売場から直接商品を籠に入れ、レジで代金を支払うセルフ‐サービス方式の大規模店。スーパー。
広辞苑 第七版 1546Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、スーパーは食品や日用品を扱い、客が買い物かごに自分で商品を入れ、それをまとめてレジで会計するシステムの店舗であることが分かりました。
また、売場面積が250平方メートル以上であることが条件となります。
スーパーでは主に食料品と日用品が販売されていますが、さらに細かく、売り上げの70%以上が食品である「食品スーパー」、衣料品が多く売られている「衣料品スーパー」、食品・衣料品など多くの商品を取り扱う「総合スーパー」、また近年増えている小規模の都市型スーパーである「ミニスーパー」などに分類されます。
コンビニの定義
コンビニエンス‐ストアの略。
広辞苑 第七版 1126Pより [発行所:株式会社岩波書店]
続いて「コンビニエンスストア」を広辞苑で調べると、
食料品・日用品を中心にした小型セルフ‐サービス店。適地立地・無休・深夜営業など便利さを特徴とする。コンビニ。
広辞苑 第七版 1126Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、コンビニといえばお弁当やお菓子、飲料、雑誌などといったイメージですが最近は野菜や果物、洗剤やちょっとした衣類など何でも揃う店舗も多くあり、ATMやコピー機なども設置されているため急ぎの際はコンビニに行けばどうにかなるような場合が多くあります。
また、経済産業省によると、コンビニの売り場面積は「30平方メートル以上250平方メートル未満」と定義されており、営業時間は1日「14時間以上」と定められています。
そのため、24時間営業のイメージがあるコンビニですが、駅構内や商業施設内のコンビニなど営業時間が短い店舗も存在します。
つまり「スーパー」と「コンビニ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- スーパーは「食料品や日用品を扱う売場面積が250平方メートル以上のセルフサービス方式の店舗」
- コンビニは「食料品や日用品など多くの種類の商品を取り扱う売場面積が30平方メートル以上250平方メートル未満のセルフサービス方式の店舗」
となり、大きな違いは「売り場の面積」であることが分かりました。
そのため、広々としたコンビニであっても売り場面積は250平方メートル未満となります。
コメント