「生クリーム」と「シャンテリークリーム」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも原料は牛乳ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「生クリーム」と「シャンテリークリーム」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
生クリームの定義
「生クリーム」を広辞苑で調べると、
(カスタード-クリームなど加熱して作るクリームに対していう)牛乳から分離した淡黄白色の脂肪分。洋菓子や料理の材料とする。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「生クリーム」は非加熱で作る牛乳が原料の脂肪分ということがわかりました。
「生クリーム」は牛乳由来の脂肪分が多い食材で、クリーミーで濃厚な風味が特徴です。
「生クリーム」は料理やお菓子作りなど幅広く利用されており、液体のまま使用したり、泡立てて使用したりします。
つまり「生クリーム」とは、乳脂肪分を多く含む液状の食材といえます。
シャンテリークリームの定義
「シャンテリークリーム」は広辞苑に記載がないためWeblio辞典等を調べたところ「甘味を加えた生クリーム」を指すことが分かりました。
「シャンテリークリーム」はお菓子作りに使用されるのが一般的で、普通の「生クリーム」よりも甘く、弾力があります。
また「シャンテリークリーム」は泡立てた状態のクリームを指すため、液体で使用されることはありません。
つまり「シャンテリークリーム」とは、砂糖を加えて泡立てた状態の生クリームといえます。
つまり「生クリーム」と「シャンテリークリーム」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 生クリームは「非加熱で作る牛乳が原料の脂肪分」
- シャンテリークリームは「甘味を加えて泡立てた生クリーム」
となり、「生クリーム」は乳脂肪分を多く含む液状の食材で、「シャンテリークリーム」は砂糖を加えて泡立てた状態の生クリームであることがわかりました。
生クリームとホイップクリームの違いはこちらでまとめています。
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