「オムレット」と「ワッフルサンド」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも小麦粉を焼いて作った食品ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「オムレット」と「ワッフルサンド」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
オムレットの定義
「オムレット」は広辞苑に掲載がないため実際のレシピ等を見てみたところ、薄いスポンジケーキなどを二つに折り、ホイップクリームや果物などを挟んだ菓子、ということがわかりました。
オムレットの名前はフランス語由来とされ、スポンジケーキの生地は基本的に、小麦粉、卵、砂糖、バターなどで作ります。
オムレットに挟む果物やクリームに決まりはなく、ホイップクリーム以外にも、カスタードやチョコレートクリーム、バナナ、イチゴなど様々です。
また日本では1960年代ころに、ホイップクリームとバナナをスポンジケーキでは挟んだ「オムレツケーキ」が販売され、オムレットの前身になったとされています。

ワッフルサンドの定義
「ワッフルサンド」は広辞苑に掲載がないため、「ワッフル」を広辞苑で調べると、
ベルギー・フランス北部の伝統的な菓子。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
小麦粉・卵・砂糖などを混ぜた生地を楕円形や焼き型の凹凸を残した形に焼いたもの。薄くかりっとしたものと厚めで柔らかいものとがある。
とのことで、「ワッフルサンド」はワッフルで食材を挟んだ洋菓子、ということがわかりました。
ワッフルは大変種類が豊富で、味や食感だけでなく焼きあがった生地の形状など、多くのバリエーションと組み合わせがあります。
例えばスポンジケーキのように柔らかいものや、ビスケットのように固いもの、小型ながら大きく深い格子模様があるもの、大形の長方形で格子模様が浅いものなどです。
「ワッフルサンド」は、ワッフルで食材を挟んだ食品ですので非常に多くのバリエーションがあり、様々なアレンジや組み合わせを楽しめる点が魅力です。
代表的なレシピは、スポンジ生地にカスタードクリームを挟んだ生菓子のようなものですが、ベーコン、レタスなどを挟んだサンドイッチのようなものもあります。

つまり「オムレット」と「ワッフルサンド」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- オムレットは「スポンジケーキなどを二つに折り、ホイップクリームや果物などを挟んだ菓子」
- ワッフルサンドは「格子模様をつけて焼き上げた生地で食材を挟んだ食品」
となり、「オムレット」はスポンジケーキとホイップクリームなどをベースとした生菓子で、「ワッフルサンド」はワッフル生地で食材を挟んだ多種多様な菓子や料理の総称、であることがわかりました。
他にもケーキや菓子の違いについてまとめています。
コメント