シュークリームとエクレアの違い、あなたは説明できますか?
どちらも薄い皮の中にクリームを詰め込んだ洋菓子ですが、シュークリームとエクレアには形意外の違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「シュークリーム」と「エクレア」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
シュークリームの定義
(chou à la crème フランス クリーム入りキャベツの意)キャベツ形の薄い皮の中にクリームを詰めた洋菓子。
広辞苑 第七版 1374Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、シュークリームはフランス発祥のお菓子で、小麦粉・砂糖・卵・バターなどを混ぜ合わせて中が空洞になるように焼き上げた生地の中に、クリームを詰めた丸い洋菓子であることが分かりました。
また、シュークリームなどに用される生地を「シュー生地」や「シュー皮」と言いますが、「シュー」とはフランス語でキャベツなどの葉物野菜のことであり、シュークリームの丸い形をキャベツに見たてたことからつけられたとされています。
シュークリームの中に詰めるクリームはカスタードクリームが一般的ですが、チョコレートクリームや抹茶クリーム、ホイップクリーム、または2種類のクリームを詰めたものなど多くの種類が存在します。
さらに、薄くて柔らかい生地が特徴のシュークリームですが、クッキー生地を使用した「クッキーシュー」やパイ生地を使用した「パイシュー」などの種類があり、表面にも粉糖やココアパウダーをまぶすなどトッピングがされている場合もあります。
エクレアの定義
表面にチョコレートやチョコレート風味のフォンダンを塗った細長いシュー‐クリーム。エクレール。
広辞苑 第七版 321Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、フランス発祥のエクレアもシュークリームの1つであることが分かりました。
エクレアはシュー生地を細長く焼き、中にクリームを詰めて表面にチョコレートをかけたものが一般的ですが、クリームの種類はシュークリーム同様にイチゴやチョコ、キャラメルなど様々で、表面もチョコレート以外にイチゴや抹茶などの糖衣が使用されるなどバリエーションが豊富です。
また、エクレアはエクレールとも言いますが、コンビニなどで手軽に手に入るものは「エクレア」として販売されていることが多く、専門店で販売されているオシャレなものは「エクレール」の名で販売されていることが多い印象です。
つまり「シュークリーム」と「エクレア」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- シュークリームは「空洞になるように焼き上げた薄い生地の中にクリームを詰めたキャベツのように丸い洋菓子」
- エクレアは「シュークリームの種類のうちの1つで、細長く焼いたシュー生地にクリームを挟んでチョコレートなどをかけたもの」
となり、生地や「クリームを詰める」という構成が似ている両者ですが、それもそのはずでエクレアはシュークリームのうちの1つであることが分かりました。
また、両者の決定的な違いは「形とチョコレートの有無」となります。
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