「PB商品」と「NB商品」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも商品ブランドを表しますが、それぞれの特徴や目的など明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「PB商品」と「NB商品」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
PB商品の定義
「PB」はプライベートブランドの略称であるため、「プライベートブランド」を広辞苑で検索したところ、
スーパー‐マーケットや百貨店などの大手商業者が自ら企画開発して売り出す独自のブランド製品。商業者商標。流通業者商標。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「PB商品」は、スーパーや百貨店などのお店が自分たちで考え、作って販売している独自のブランドの商品であることが分かりました。
PB商品ではお店が自ら企画して商品を開発し、独自の名前やパッケージで売り出しています。
他のお店にはないそのお店だけの商品として販売されることが多く、お店が直接関わっている分、品質を保ちながらも手ごろな価格で提供できるため、消費者にとっても人気があります。
例えば、大手スーパーが出しているお菓子や日用品などは、PB商品としてよく見かけます。
NB商品の定義
「NB」を広辞苑で調べると、
ナショナル‐ブランド.有名企業の商標・商品.
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「NB商品」は、名前の通り全国で広く知られ、よく見かける有名企業が作っている商品であることがわかりました。
大手の食品メーカーや飲料メーカーが作っている商品はNBにあたります。
NBはメーカーが自社の名前やロゴを使って広く商品を宣伝し、どこのお店でも手に入れられることが特徴です。
品質やイメージが安定しており、多くの人に親しまれています。
また、NB商品は、テレビなどでの広告も多く、消費者にとって信頼されやすいブランドといえるでしょう。
つまり「PB商品」と「NB商品」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- PB商品は「お店が独自に企画・販売している商品」
- NB商品は「有名メーカーが全国で展開している商品」
となり、「PB商品」はそのお店だけで買える商品であるのに対し、「NB商品」はどこのお店でも手に入る有名ブランドの商品であることが分かりました。
メーカーと問屋の違いはこちらでまとめています。
コメント