マッサージの際に使用する「マッサージオイル」と「ノイル」の違い、あなたは説明できますか?
私は身体の保湿用にオイルを購入したはずが、誤って「ノイル」を購入し、使用感の違いに驚いたことがあります。
このページを読めば「マッサージオイル」と「ノイル」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
マッサージオイルの定義
マッサージオイルは広辞苑に掲載が無いため、メーカーのサイト等でリサーチしたところ、マッサージオイルには、植物から生成した”ナチュラルオイル”、石油を精製した”ミネラルオイル”があり、両者に違いはあれどどちらも肌への浸透性があり、肌への負担が少なくよく伸びることが分かりました。
そのため、マッサージにこれらのオイルを使うことで、肌への摩擦が減るだけでなく、肌の乾燥を防いで潤いを保ってくれます。
また、マッサージオイルにハーブなどのエキスを配合することで、リラックス効果が高まったり、オイルの滑らかさで気持ち良い刺激を得ながらリンパの流れを良くすることが出来ます。
また、マッサージだけでなく保湿としても使用されます。
ノイルの定義
ノイルも広辞苑に掲載が無いため、メーカーのサイト等でリサーチしたところ、ノイルは特定商品の商品名であるため、これらの商品は「マッサージリキッド」と呼ばれていることが分かりました。
ノイルは主成分のグリセリンに保湿成分を足したものであるため、見た目はオイルのようなのに、油分を一切含みません。
そのため洗い流しが楽で、エステやマッサージ店の機材やベッド、タオル、床などがベトベトしないことから主に業務用として利用されている商品です。
粘土が高くマッサージにもオイル同様に使用でき、水で薄めて使用できることからコスパも良く重宝されていますが、主成分のグリセリンにより肌が乾燥し、オイルよりも肌荒れを起こす人が多いようです。
つまり「マッサージオイル」と「ノイル」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- マッサージオイルは「肌への摩擦や乾燥を防いぐためにマッサージの際に使用するナチュラルオイルやミネラルオイルのこと」
- ノイルは「主成分がグリセリンで、油分を含まないマッサージリキッド」
となり、ノイルは油分を一切含まないオイルとは全くの別物であることがわかりました。
私は誤って自宅用に大量のノイルを購入してしまい使用していますが、オイルの様にギトギトはしないものの、肌がべたつき、洋服がペトペトするので自宅で保湿として使用するのには向きません。
ノイルは業務用や、洗い流す前提のマッサージ用での使用がオススメです。
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