「洗濯石鹼」と「洗濯洗剤」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも洗濯に使用されるものですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「洗濯石鹸」と「洗濯洗剤」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
洗濯石鹸の定義
「洗濯石鹼」を広辞苑で調べると、
洗濯に用いる石鹸。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「洗濯石鹼」は、洗濯に用いる石鹸であることが分かりました。
「洗濯石鹼」には固形、粉末、液体といった種類があり、品名に「洗濯用石鹸」と書かれているものが「洗濯石鹼」にあたります。
「洗濯石鹸」は純石鹸分が主成分の洗濯用洗剤であり、自然由来の油脂や脂肪酸で作られているため、環境にやさしく、肌にも優しいです。そのため、肌が弱い方や、小さなこどもなど肌が敏感な方におすすめとされています。
「洗濯石鹸」にはデメリットもあり石鹸カスが残ることがあるため、洗濯機の手入れが必要であったり、合成洗剤と比べると価格が高いなどがあります。
洗濯洗剤の定義
「洗濯洗剤」は広辞苑に記載がないため「洗剤」を広辞苑で調べると、
衣服・器物などを洗うために、湯・水にとかして用いるもの。石鹸・合成洗剤の類で、一般に界面活性剤が用いられる。洗浄剤。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「洗濯洗剤」は、主に衣服などを洗浄するために用いる、界面活性剤が用いられた洗剤であることが分かりました。
「洗濯洗剤」は、衣類、器物などを洗うためにお湯や水に溶かして使用します。
種類には、液体タイプ、粉末タイプ、ジェルボールタイプの3つがあります。
液体タイプは粉末タイプよりも衣類へのダメージが少ない、粉末タイプは洗浄力が高い、ジェルボールタイプは洗濯機に1つ入れればいいので使い方が簡単など、それぞれのメリットがあります。
つまり「洗濯石鹼」と「洗濯洗剤」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 洗濯石鹼は「洗濯に用いる石鹸のこと」
- 洗濯洗剤は「主に衣服などを洗浄するために用いる界面活性剤が用いられた洗剤」
となり、「洗濯石鹼」は主成分が純石鹸分であるのに対し、「洗濯洗剤」には界面活性剤が用いられていることが分かりました。
「ハイターとワイドハイターの違い」についてもまとめています。
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