印鑑と判子の違い、あなたは説明できますか?
「印鑑」と「判子」って同じでしょ?と言う人も多いはず。
このページを読めば「印鑑」と「判子」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
印鑑の定義
「印鑑」を広辞苑で調べると、
あらかじめ市町村長や銀行その他取引先などに提出しておく特定の印影。印の真偽鑑定に用いる。
広辞苑 第七版 226Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とあります。
では「印影」を広辞苑で調べてみると、
紙などに捺おされた印のあと。
広辞苑 第七版 226Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とありました。
つまり紙に押した印のことを「印鑑」と呼ぶようです。
ただし現代では「印鑑」は印影を作る本体そのものを指す言葉としても通じるため、元々の意味合いとは違う形で常用されています。
判子の定義
(「はんこう(版行)」の転)印形いんぎょう。印判。判。認め印。
広辞苑 第七版 2412Pより [発行所:株式会社岩波書店]
「判子」は彫刻された本体そのものを指すようです。
つまり「印鑑」と「判子」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 印鑑は「紙に押された印の朱肉の跡」
- 判子は「彫刻された印そのもの」
となります。
印鑑は押されたもの、判子は押すもののようです。
ただし現代では印鑑 = 判子として使わていることが多いようです。
また「シャチハタ」と「三文判」の違いはこちらの記事で詳しく解説しています。ぜひ合わせてご覧ください。
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