「カフェラテ」と「カフェモカ」と「カプチーノ」と「マキアート」の違い、あなたは説明できますか?
ドリンクバーのホットドリンクは今や多くのボタンがあって、特にホットドリンクはどれが何なのか分からずに押している人もいるかもしれません。
このページを読めば「カフェラテ」と「カフェモカ」と「カプチーノ」と「マキアート」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
カフェラテの定義
温めた牛乳を加えたエスプレッソ‐コーヒー。
広辞苑 第七版 598Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、カフェラテはコーヒーに温めた牛乳を入れた飲み物ですが、使われるコーヒーは苦みの強い深煎りの豆を使用したエスプレッソコーヒーで、コーヒーと牛乳の割合が2:8となるのが大きな特徴です。
しかし、日本のコンビニ等で販売されているカフェラテは、実際にはドリップコーヒーを使用している場合があります。
カフェモカの定義
エスプレッソ‐コーヒーに、牛乳とチョコレートソースヤココアを加えて作る飲料。
広辞苑 第七版 598Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、カカオ風味のある”モカコーヒー”に似せるためにチョコレートソースやココアをトッピングした飲料がカフェモカになります。
カフェモカはエスプレッソコーヒーと牛乳の割合が3:7の、マイルドな飲み口で、店ではホイップクリームなどがトッピングされていることもあり、ほろ苦さと甘さのどちらもが楽しめる飲み物です。
カプチーノの定義
エスプレッソ‐コーヒーに、蒸気で温めて泡立てた牛乳を加えたもの。
広辞苑 第七版 599Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、コーヒーと牛乳の比率は3:7となります。
カプチーノは一見カフェラテのようにも見えますが、表面のフォームドミルク(ミルクの泡)が分厚いのが大きな違いです。
ふわっふわのミルクの泡の下に、エスプレッソコーヒーと2層なのが特徴です。
マキアートの定義
マキアートは広辞苑に掲載がないため、コーヒー店のサイト等でリサーチしたところ、マキアートはカフェマキアートとも呼ばれ、エスプレッソコーヒーに少量のフォームドミルクを乗せたもので、コーヒーと牛乳の割合は3:1となります。
スターバックスのキャラメルマキアートが有名になりすぎていて、マキアート=キャラメル味の甘いコーヒーという印象が強いですが、マキアート自体は甘い飲み物ではありません。
また、エスプレッソにミルクを注ぐ逆の作り方である”ラテマキアート”という飲み物もあります。
つまり「カフェラテ」と「カフェモカ」と「カプチーノ」と「マキアート」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- カフェラテは「エスプレッソコーヒーと温めた牛乳を1:4で合わせたもので、苦みとコクが強い」
- カフェモカは「エスプレッソとミルクに、チョコレートソースやココアをトッピングした苦さと甘さのある飲料」
- カプチーノは「ふわふわのフォームドミルクが特徴のエスプレッソコーヒー」
- マキアートは「エスプレッソコーヒーに少量のフォームドミルクを乗せたもので、キャラメルマキアートなどのイメージと違い、本来は甘い飲み物ではない」
となります。
どれもエスプレッソコーヒーを使った飲み物ですが、コーヒーとミルクの割合やトッピングにより全く違う味わいになることが分かりました。
また、コーヒーに関する違いの記事をいくつかまとめています。
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