「和風だし」と「かつおだし」の違い、あなたは理解していますか?
レシピに「和風だし」と記載があると、手持ちのかつおだしや昆布だしを使用してよいのか迷ってしまう人もいるかもしれません。
このページを読めば「和風だし」と「かつおだし」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
和風だしの定義
和風だしは広辞苑に掲載が無いため、Wikipedia等でリサーチしたところ、「日本料理のだし」を和風だしと呼ぶことが分かりました。
つまり、カツオ・昆布・煮干し、はたまたカツオと昆布の合わせ出汁などのことも「和風だし」と表現されます。
西洋料理に使用する「洋風だし」や、中華風の味付けになる「中華だし」と同様に、あっさりとした和風の味付けに使用される出汁を「和風だし」と呼びます。
かつおだしの定義
かつおだしは広辞苑に掲載がありませんが、字のごとく「カツオ節からとった出汁」です。
かつおだしは、毎日のお味噌汁や、うどんやそばのつけ汁、かけ汁など最も日本人に親しまれている出汁です。
最もメジャーな粉末だしである味の素の「ほんだし」もかつお節が使用されているように、日本人の自宅には「かつおだし」が常備されているかと思われます。
つまり「和風だし」と「かつおだし」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 和風だしは「かつおや昆布など、日本料理に使われるあっさりとした出汁を指す」
- かつおだしは「かつお節からとった出汁で、日本人に最も馴染みが深い出汁」
となります。
つまり、レシピに「和風だし」と記載があった際には、かつおや昆布、いりこなどどれを使っても間違いではありません。
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