「ゲートボール」と「グラウンドゴルフ」の違い、あなたは説明できますか?
どちらもボールを打ってゴールまで運ぶスポーツですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「ゲートボール」と「グラウンドゴルフ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ゲートボールの定義
「ゲートボール」を広辞苑で調べると、
球技の一つ。五人一組で二組が相対し、各自がボールをT字形のスティックでたたいて、三カ所の低いゲート(門)をくぐらせ、中央のゴールボールに当てる競技。1947年、北海道で考案。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ゲートボール」は五人一組で行う競技で、スティックとボールとゲートを使います。
1947年に北海道で考案されて全国に広がりましたが、地域ごとでローカルルールが乱立されて混乱が生じるようになりました。
その結果、「日本ゲートボール連合」によりルールが統一され、全国各地の老人会を中心にとして爆発的に普及していきました。
ゲートボールはチームの総合成績で競うため、個人の技量だけでなく戦略なども大きなカギになるところが楽しさのひとつになっています。
グラウンドゴルフの定義
「グラウンドゴルフ」を広辞苑で調べると、
ゴルフをもとに考案された球技。クラブでボールを打ち、ホールポストと呼ばれる金属製の輪の中に入れるまでの打数を競う。普通八ホールで構成する。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「グラウンドゴルフ」は1982年に鳥取県でゴルフをもとに考案された球技であることがわかりました。
高齢者の健康づくりを目的に考案されたもので、ゴルフのようなボールを打ってゴールを目指すという簡単なルールであるため、初心者でも楽しむことができるのが特徴です。
グラウンドゴルフは個人成績を競うため、プレーヤー自身が腕を磨けばどんどん上達していきます。
つまり「ゲートボール」と「グラウンドゴルフ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ゲートボールは「北海道で生まれた競技で、チームで成績を競う」
- グラウンドゴルフは「鳥取県で生まれた競技で、個人成績を競う」
となり、どちらもお年寄りに人気が高い競技ですが、「ゲートボール」はチーム戦で戦略性なども重要になるのに対し、「グランドゴルフ」は個人戦で初心者でも楽しみやすい競技であることが分かりました。
他にも様々なスポーツの違いについてまとめています。
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