「弓道」と「アーチェリー」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも弓で矢を射って的に当てるスポーツですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「弓道」と「アーチェリー」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
弓道の定義
「弓道」を広辞苑で調べると、
「弓術」参照。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、次に「弓術」を広辞苑で調べると、
弓で矢を射る術。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
古代より射芸として行われ、中世には逸見(ヘンミ)流・小笠原流・日置(ヘキ)流・吉田流などの流派が出現、近世には通し矢が人気を集めた。
明治以後は武道の一種として「弓道」の名で普及。射術。
とのことで、「弓道」はかつては「弓術」と呼ばれており、”弓で矢を射る武道”であることが分かりました。
「弓道」は日本に古くから伝わる伝統的な武道で、精神を鍛えるためのスポーツです。
「弓道」は的に点数は設けられておらず、的にあたりさえすればどこにあたっても良いとされます。的に命中した矢の数を競う競技です。
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アーチェリーの定義
「アーチェリー」を広辞苑で調べると、
洋弓。洋弓を用いて、矢を標的に射当てる競技。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「アーチェリー」は西洋の弓術であり、洋弓(ようきゅう)を用いて行う標的競技であることが分かりました。
「アーチェリー」で使用する弓には、狙いを定めるスコープや、振動を軽減する部品などがついています。
また、「アーチェリー」は的の中心に当たるほど得点が高く、合計得点の高さを競う競技です。
つまり「弓道」と「アーチェリー」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 弓道は「日本の伝統的な武道のひとつ。精神を鍛えるスポーツで、的にあたった矢の数を競う」
- アーチェリーは「洋弓を用いたスポーツ。的の中心に当たるほど得点が高く、合計得点の数を競う」
となり、「弓道」と「アーチェリー」は弓で矢を射る競技であることは同じですが、「弓道」は精神を鍛える競技であり、「アーチェリー」は獲得点数を競う競技であることが分かりました。
レスリングと柔道の違いはこちらでまとめています。
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