「硬式野球」と「準硬式野球」と「軟式野球」の違い、あなたは説明できますか?
どれも野球の種類ですが、それぞれに明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「硬式野球」と「準硬式野球」と「軟式野球」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
硬式野球の定義
「硬式野球」を広辞苑で調べると、
硬球を用いて行う野球。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、次に「硬球」を調べると、
硬式テニス・野球・卓球などで使用する硬くて重い球。厚いゴム球の上にフェルトを張ったもの(テニス)、コルクなどの芯(シン)を革で張ったもの(野球)、つや消しセルロイド製のもの(卓球)などがある。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「硬式野球」はコルクなどに糸を巻いて外側を牛皮などで包んで作られる硬い素材でできた「硬球」を用いて行う野球であることが分かりました。
テレビなどでよく見かけるプロ野球や高校野球は「硬式野球」です。
準硬式野球の定義
「準硬式野球」は広辞苑に掲載がないためWikipedia等で調べてみると、「準硬式野球」は準硬式球というボールを使って行う野球であることが分かりました。
「準硬式野球」で使われるボールは外側が軟式ボールと同じゴムでできていて、中身は硬式ボールと同じように糸巻きしたコルクになっています。
軟式野球の定義
「軟式野球」を広辞苑で調べると、
軟球で行う野球。日本独自のもので、大正末〜昭和初期に始まる。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、次に「軟球」を調べると、
比較的やわらかく、軽い球。軟式のテニス・野球などに使用。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「軟式野球」はゴムでできた中身は空洞の柔らかい素材の「軟球」を使う野球であることが分かりました。
小学生や中学生のクラブチームや部活動では「軟式野球」を行うところが多いです。
つまり「硬式野球」と「準硬式野球」と「軟式野球」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 硬式野球は「コルクでできた硬いボールを使って行う野球で、主に高校野球やプロ野球のこと」
- 準硬式野球は「軟式ボールと硬式ボールを組み合わせた専用のボールを使って行う野球」
- 軟式野球は「ゴムでできた軟らかいボールを使って行う野球で、小中学生のクラブチームや部活動に多い」
となり、「硬式野球」は硬いボールで行う野球、「準硬式野球」は軟式と硬式を組み合わせた専用のボールで行う野球、「軟式野球」は軟らかいボールで行う野球であることが分かりました。
陸上競技の短距離・中距離・長距離の違いはこちらでまとめています。
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