知ってる？極真空手と伝統空手の違い。定義は？広辞苑より。

「極真空手」と「伝統空手」の違い、あなたは説明できますか？

空手に種類があるなんて東京オリンピックまで知らなかった人も多いかもしれません。

広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

極真空手の定義

「極真空手」は広辞苑に掲載が無いため、「空手」を調べると、

武器を持たず、手足による突き・蹴り・受けの3方法を基本とする拳法。中国から沖縄へ伝来して発達した。空手術。

広辞苑 第七版 624Pより [発行所：株式会社岩波書店]

次に「極真空手」についてWikipedia等でリサーチしたところ、極真空手は「フルコンタクト空手」とも呼ばれ、対戦相手に技を当てる直接打撃制の空手であることが分かりました。

また、空手には多くの流派があり、よく耳にする「極真空手」はフルコンタクト空手の流派の1つに過ぎません。

顔面への攻撃は禁止ですが、蹴り等が直接相手の体に当たるため、迫力のあるスポーツとなります。

伝統空手の定義

伝統空手は広辞苑に掲載が無いため、Wikipedia等でリサーチしたところ、伝統空手は「ノンコンタクト空手」とも呼ばれ、技を相手に当たる前に「寸止め」をし、安全のために防具をつけるのが一般的で、多くの型があるのが特徴です。

しかし、寸止めと言っても動きはダイナミックなものもあり、大変見ごたえのある種目です。

学校の部活動での空手は安全を考慮した伝統空手が多いようです。

また、伝統空手にも多くの流派が存在するため、型や組手は様々となります。

つまり「極真空手」と「伝統空手」の違いは？

つまりそれぞれの違いは

• 極真空手は「相手の体に技を当てるフルコンタクト空手の流派の1つ」
• 伝統空手は「防具を付け、相手に技を当てる前に止める”寸止め”をする」

となり、型や組手の違いはあれど、大きな違いは相手に技を当てるか当てないかとなります。

そのため、子供の習い事として空手を始める際はどの流派なのか、フルコンタクトなのか、寸止めかをまず把握する必要があります。