「ショートプログラム」と「フリープログラム 」の違い、あなたは説明できますか?
どちらもフィギュアスケートの競技種目ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めばフィギュアスケートの「ショートプログラム」と「フリープログラム 」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ショートプログラムの定義
「ショートプログラム」を広辞苑で調べると、
フィギュア-スケートの競技種目の一つ。あらかじめ定められたジャンプやスピンなどの要素を含んだ演技を、音楽に合わせて規定時間内に行う。従来のテクニカル-プログラムを改称。
広辞苑 第七版 1462Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ショートプログラム」は演技構成があらかじめ決められている種目であることがわかりました。
音楽でいうと課題曲のようなもので、皆が同じ内容を披露するので、技術力や表現力というところでポイントに差が付きます。
演技時間は2分40秒±10秒で、ジャンプ3回、スピン3回、ステップ2回が必須となっています。
たいていの場合、大会の1日目にショートプログラム、2日目にフリープログラムが設定されています。


フリープリグラムの定義
「フリープログラム」は広辞苑に掲載がないため競技ルールを確認したところ、「フリープログラム」は4分±10秒の間である程度の制限はあるものの、演技構成を比較的自由に組み立てることができる競技種目であることがわかりました。
ジャンプで失敗すると、その後でカバーするために演技中に構成を変更することもしばしばありますが、規定をはずれた演技は無得点となってしまうため、選手は複雑なルールをしっかりと頭に入れておく必要があります。

つまりフィギュアスケートの「ショートプログラム」と「フリープログラム」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ショートプログラムは「演技構成があらかじめ決められている競技種目」
- フリープログラムは「演技構成を比較的自由に組み立てることができる競技種目」
となり、「ショートプログラム」は技術力や表現力で勝負するのに対し、「フリープログラム」はそれぞれの得意な技で勝負するということが分かりました。
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