「粉ミルク」と「フォローアップミルク」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも粉を溶かして赤ちゃんに飲ませるものですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「粉ミルク」と「フォローアップミルク」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
粉ミルクの定義
「粉ミルク」を広辞苑で調べると、
粉乳ふんにゅうに同じ。
広辞苑 第七版 1086Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、続いて「粉乳」を広辞苑で調べてみると、
牛乳を殺菌してから濃縮乾燥して粉末にしたもの。糖分・ビタミン・無機質などの成分を調整した調製粉乳や、脱脂した脱脂粉乳などがある。ドライミルク。粉ミルク。
広辞苑 第七版 2620Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「粉ミルク」は乳児期に必要な栄養が詰まった食事であることが分かりました。
「粉ミルク」は新生児期から離乳期までの栄養確保のために使われ、母乳に含まれる栄養に似せて作られています。
通常、粉ミルクをお湯に溶かし、人肌くらいに冷ましてから飲ませます。
また、「粉ミルク」は母乳の出が悪い場合や、母親が母子感染の恐れのある病気にかかっている場合、保育園などの託児所に預ける場合など、母乳をあげることができない時に使用するほか、母親がカフェインなどの嗜好品を自由に摂取したい、腹持ちを良くして長い時間ぐっすりと眠ってほしいなど様々な理由で飲むこともあります。
フォローアップミルクの定義
「フォローアップミルク」は広辞苑に掲載がないためWikipedia等で調べてみたところ、乳幼児が離乳食だけでは補いきれない栄養を補完するものであることが分かりました。
「フォローアップミルク」は、9ヶ月頃〜3歳頃まで飲むことができ、カルシウムやビタミン、ミネラルなど食事だけでは不十分な栄養を補うことができます。
つまり「粉ミルク」と「フォローアップミルク」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 粉ミルクは「新生児期から飲める、母乳の代わりとなるもの」
- フォローアップミルクは「離乳期に食事だけでは摂りきれない栄養を補うもの」
となり、「粉ミルク」は乳児期の完全栄養食であるのに対し、「フォローアップミルク」は離乳期の栄養補助食品の役割があることが分かりました。
ベビーシートとチャイルドシートとジュニアシートの違いはこちらでまとめています。
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