「カステラ」と「台湾カステラ」の違い、あなたは説明できますか?
どちらもふわふわとした食感がたまらない甘いお菓子ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「カステラ」と「台湾カステラ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
カステラの定義
「カステラ」を広辞苑で調べると、
(もとカスティリアで製出したからという。室町末期、ポルトガル人が長崎に伝えた)小麦粉に卵と砂糖・水飴などをまぜて焼いた菓子。カステイラ。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「カステラ」は小麦粉に卵、砂糖などを混ぜて焼いたお菓子であることが分かりました。
「カステラ」は室町時代の末ごろにポルトガルから長崎に伝えられました。
イベリア半島のカスティーリャ王国のポルトガル語での読み方である「カステラ」が語源となったという説があります。

台湾カステラの定義
「台湾カステラ」は広辞苑に掲載されていないためWikipedia等でリサーチしたところ、「台湾カステラ」は台湾発祥のお菓子であることが分かりました。
「台湾カステラ」はふわふわ、しゅわしゅわで、しっとりした食感が特徴の人気のお菓子です。
「台湾カステラ」は生地にメレンゲを加えることが独特な食感を生み出すポイントになっています。
一般的な「カステラ」と比べて生地のキメが細かく、口に入れるとしゅわっと溶ける食感が楽しめます。


つまり「カステラ」と「台湾カステラ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- カステラは「小麦粉、卵、砂糖などを混ぜて型に入れ、オーブンで焼いたお菓子。ポルトガルから長崎に伝えられた」
- 台湾カステラは「小麦粉、砂糖、卵黄にメレンゲを加えて焼いた台湾発祥のお菓子。キメが細かく、しゅわっとした食感が特徴である」
となり、「カステラ」と「台湾カステラ」は名前は似ていますが作り方や食感が違うお菓子であることが分かりました。
パウンドケーキとスポンジケーキとシフォンケーキの違いはこちらでまとめています。
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