「米」と「雑穀」の違い、あなたは理解していますか?
雑穀を混ぜた雑穀米は身体に良いイメージがありますが、どちらも穀物であり明確な違いを答えられる人は少ないかもしれません。
このページを読めば「米」と「雑穀」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
米の定義
稲の果実。籾殻もみがらを取り去ったままのものを玄米、精白したものを白米または精米という。五穀の一つとされ、小麦とともに世界で最も重要な食糧穀物。粳うるちは炊いて飯とし、糯もちごめは蒸して餅とする。また、菓子・酒・味噌・醤油などの原料。
広辞苑 第七版 1103Pより [発行所:株式会社岩波書店]
となり、お米も穀物の一種であることが分かります。
白米にもビタミン・食物繊維・カルシウムなどが含まれていますが、精白した分、玄米などに比べ栄養価が劣ります。
雑穀の定義
米・麦以外の穀類。
広辞苑 第七版 1182Pより [発行所:株式会社岩波書店]
穀物には米・大麦・小麦・燕麦・あわ・ひえ・きび・とうもろこし・豆・胡麻など多くのものありますが、雑穀と呼ばれるものは米・麦を除く「豆・蕎麦・胡麻」などのその他の穀物を指すことが分かりました。
白米に雑穀を混ぜて炊いた雑穀米は、ピンク色でプチプチとした食感が楽しいだけでなく、ミネラル・ビタミン類・ポリフェノール・食物繊維などの栄養をプラスしてくれます。
つまり「米」と「雑穀」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 米は「穀物の一種であり、日本人の主食である白米は稲の籾殻を取り、精白したものであるため、玄米などに比べて栄養が劣る」
- 雑穀は「米・麦以外の穀類のことを指し、ビタミン・ミネラル・食物繊維などが豊富」
となります。
栄養素を重視するのであれば、白米だけよりも雑穀を混ぜた雑穀米にして頂く方が栄養価が高くなることが分かりました。
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