「イトコ」と「ハトコ」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも親戚の名称ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「イトコ」と「ハトコ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
イトコの定義
「イトコ」を広辞苑で調べると、「従兄弟」または「従姉妹」の字で掲載がありました。
父または母の兄弟・姉妹の子。性別・年齢によって「従兄」「従弟」「従姉」「従妹」とも書く。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「イトコ」は自分の父親または母親の兄弟、姉妹の子どもであることが分かりました。
「イトコ」は自分から見ておじ、おばの子どもであり、自分よりの年上か年下か、男か女かによって「従兄」「従弟」「従姉」「従妹」と書きますが、読み方は全部同じです。
「イトコ」は自分から見て、「母親または父親」→「祖父母」→「伯(叔)父母」→「イトコ」となり4親等離れています。
ハトコの定義
「ハトコ」を広辞苑で調べると、「再従兄弟」または「再従姉妹」の字で掲載がありました。
「またいとこ」に同じ。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、次に「またいとこ」を広辞苑で調べると、
親同士がいとこである子の関係。いやいとこ。ふたいとこ。はとこ。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ハトコ」は「またいとこ」とも言い、親同士がイトコである子の関係のことであることが分かりました。
「ハトコ」は自分から見て、「母親または父親」→「祖父母」→「曽祖父母」→「叔(伯)祖父母」→「従叔(伯)父母」→「ハトコ」となり6親等離れています。
つまり「イトコ」と「ハトコ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- イトコは「自分の父親または母親の兄弟、姉妹の子ども」
- ハトコは「自分の親のイトコの子どもで、6親等離れた親族」
となり、「イトコ」も「ハトコ」も親戚であることは同じですが、「ハトコ」の方が離れていることが分かりました。
結婚式と披露宴の違いはこちらでまとめています。
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