「結婚式」と「披露宴」の違い、あなたは説明できますか?
結婚式の招待状が届くと「挙式と披露宴のどちらもへの招待」であったり、「披露宴のみの招待」である場合がありますが「結婚式(挙式)」と「披露宴」は一体何が違うのでしょうか。

このページを読めば「結婚式」と「披露宴」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
結婚式の定義
「結婚式」を広辞苑で調べると、
結婚の誓約をする儀式。
広辞苑 第七版 921Pより [発行所:株式会社岩波書店
とのことで「結婚式」と言えばチャペルでバージンロードを歩いて神に誓う場面が想像されますが、宗教や場所、ゲストの有無に違いはあれど「結婚を誓う儀式」を指すことが分かりました。
結婚式にはドレスを着てキリスト教の教会で行う「教会式」や、白無垢で神社で行う「神前式」、場所を選ばずゲストの前で結婚を誓う「人前式」など種類があります。
つまり招待状で「挙式よりご参加ください」との文字があれば、食事を頂いたり余興を行うようなパーティだけでなく、誓いの儀式からの出席を指します。

披露宴の定義
「披露宴」を広辞苑で調べると
ある事を披露するために開く祝宴。
広辞苑 第七版 2509Pより [発行所:株式会社岩波書店
とのことで、「披露宴」は一般的に結婚式の後に開かれるお祝いの宴であり、新郎新婦それぞれのお世話になった人や友人などに互いのパートナーをお披露目する会となります。
披露宴では新郎新婦の入場後に乾杯をしてお祝いの言葉を述べたり、ケーキ入刀、お色直し、余興などが定番で出席者は料理やお酒を頂きながら、楽しく新郎新婦をお祝いします。
そのため、結婚式の招待状に「披露宴からの参加」と記載があれば、結婚を誓う挙式には参加せず、その後の宴のみの参加を指します。

つまり「結婚式」と「披露宴」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 結婚式は「立会人などの前で結婚を誓う儀式」
- 披露宴は「一般的に挙式後に行われる宴で、互いのパートナーを披露する会」
となり、挙式と披露宴を一括りに「結婚式」と言うこともありますが、実際には誓いを行う「挙式」とパーティである「披露宴」とに分かれることが分かりました。
また、挙式のみ行う場合や、挙式は親族のみで披露宴は友人も交えて等、人によって異なります。
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