「おやつ」と「お菓子」の違い、あなたは説明できますか?
「おやつの時間」と言ってお菓子を食べますが、おやつとお菓子に違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「おやつ」と「お菓子」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
おやつの定義
(八つ時に食べることから)午後の間食。お三時。
広辞苑 第七版 453Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、”おやつ”は昔の時刻の呼び方で「八つ時(現代の午後3時)」のことを指し、八つ時に食べる間食のことを「3時のおやつ」と呼ぶようになりました。
しかし現代では時間に限らず間食のことをおやつと呼び、主に甘いものを食べる場合が多いですが、焼き芋やおにぎり、パンなど、食事のようなものでも軽食であれば”おやつ”となります。
お菓子の定義
「菓子」を広辞苑で調べると、
(「菓」はくだものの意)常食のほかに食する嗜好品。昔は多く果実であったが、今は多く米・小麦の粉、餅などに砂糖・餡あんなどを加え、種々の形に作ったものをいう。和菓子と洋菓子とに大別。
広辞苑 第七版 543Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、お菓子は食事ではない”嗜好品”となり、飴やクッキー、ポテトチップスなどの高カロリーなのに栄養価の低い食べ物がこれに当たります。
つまり「おやつ」と「お菓子」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- おやつは「食事の間にとる間食のことで、食べる内容は何でもよい」
- お菓子は「飴やクッキー、ポテトチップスなどの栄養価の低い嗜好品」
となります。
確かに、保育園で用意される「おやつ」は、ふかし芋やうどんなど栄養を考えられたものが多くあります。
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