「はちみつ」と「マヌカハニー」の違い、あなたは説明できますか？
どちらもハチが植物から集めた甘い蜜ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「はちみつ」と「マヌカハニー」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
はちみつの定義
「はちみつ」を広辞苑で調べると、
ミツバチが植物の花から採取し、巣に貯蔵した蜜。花によって色・風味・粘度が異なる。成分は大部分が糖分で栄養価が高く、食用・薬用。
広辞苑 第七版 より [発行所：株式会社岩波書店]
とのことで、「はちみつ」はミツバチが植物の花から巣に運んで保管している、糖度の高い蜜であることがわかりました。
本来はミツバチの食料ですが、そのほかにも様々な生物の食料となっていて、人類も昔から食用や薬用など様々な用途に使用しています。
ミツバチは花の蜜を巣に持ち帰った後、水分を発散させて糖分を上昇させたり栄養分を混入させるなどの加工作業を行って、完成したはちみつを保管します。
マヌカハニーの定義
「マヌカハニー」は広辞苑に掲載がないためインターネットで調べてみたところ、「マヌカハニー」はマヌカの花から採取されたはちみつであることがわかりました。
マヌカハニーの色は茶色く濁っており、非常に粘り気が強いという特徴をもちます。
また、強い殺菌・抗菌・抗炎症作用を持つことが知られており、のど飴などに含まれていることもあります。
希少性から高値で取引されていることから偽物の流通も多いため、国によってはマヌカハニーの標準的な基準を設け、その基準に適合するマヌカハニーのみを受け入れているところもあります。
つまり「はちみつ」と「マヌカハニー」の違いは？
つまりそれぞれの違いは
- はちみつは「ミツバチが花から巣に集めて加工・保管している蜜」
- マヌカハニーは「マヌカの花から集めて作られたはちみつで、強い殺菌・抗菌・抗炎症作用を持つ」
となり、「マヌカハニー」は「はちみつ」の一種ですが、特定の花から集められた蜜であり、すぐれた薬効をもつということが分かりました。
「ガムシロップとスティックシュガーの違い」についてもまとめています。
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