クロワッサンの三日月形とひし形の違い、あなたは説明できますか?
形なんて気にも留めていない方が大半だとは思いますが、クロワッサンの形の違いには意味があるのです。
このページを読めばクロワッサンの「三日月形」と「ひし形」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
三日月形クロワッサンの定義
まず「クロワッサン」を広辞苑で調べてみると、
三日月形のパン。生地にバターを折り込み、パイのように軽く焼き上げたもの。
広辞苑 第七版 883Pより [発行所:株式会社岩波書店]
「クロワッサン」はフランス語で三日月を意味し、その形から名付けられたました。
しかし実際には本場フランスにも三日月形のクロワッサンとひし形のクロワッサンがあり、三日月形のクロワッサンにはマーガリンが織り込まれています。
ひし形クロワッサンの定義
ひし形クロワッサンについてWikipedia等でリサーチしたところ、バターが織り込まれたクロワッサンはひし形で販売されていることが分かりました。
また、ひし形のものは「バターのクロワッサン」の意味である「クロワッサン・オ・ブール croissant au beurre」と呼び分けられることもあります。
つまり「三日月形クロワッサン」と「ひし形クロワッサン」の違いは?
どちらも本物のクロワッサンに変わりありませんが、つまりそれぞれの違いは
- 三日月形クロワッサンは「マーガリンを織り込んだクロワッサン」
- ひし形クロワッサンは「バターを織り込んだクロワッサン」
となり、織り込まれる油脂の違いによって形が分けられていることが分かりました。
しかし、実際に日本で売られているひし形のクロワッサンにはマーガリンを使っているものもあり、原材料名を見ないと分からないのが現状です。
ひし形だからバターと思い込まずに、表記を見ることをお勧めします。
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