「ふすまパン」と「ブランパン」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも健康に良い原料で作られているイメージのパンですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「ふすまパン」と「ブランパン」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ふすまパンの定義
「ふすまパン」は広辞苑に掲載されていないため、「ふすま」で調べると、
小麦をひいて粉にした時に残る皮の屑。洗い粉または牛馬の飼料に用いる。もみじ。殻粉(カラコ)。むぎかす。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ふすま」は小麦をひいたときに残る殻であることが分かりました。
ふすま粉はもともと家畜の飼料として使われてきましたが、栄養価が高いことから私たち人間も食べるようになりました。
「ふすまパン」には食物繊維やビタミンが多く含まれており、全粒粉や小麦のパンと比べると栄養価が高く、健康的だとされています。
ふすま粉を使用したお菓子も人気です。
ブランパンの定義
「ブランパン」は広辞苑に掲載されていないため、Wikipedia等で調べると、「ブランパン」は「ふすまパン」の英語読みであることが分かりました。
小麦粉となる小麦の中の胚乳や胚芽にはほとんどの糖質が含まれていますが、外側の殻には糖質がほとんど含まれていないため、「ブランパン」は低糖質パンとされ、ダイエット食品として注目されています。
つまり「ふすまパン」と「ブランパン」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ふすまパンは「小麦の殻を粉末状にして作られるパンで、食物繊維やビタミンが豊富に含まれる」
- ブランパンは「ふすまパンの英語表記で、ダイエット食品として注目されている」
となり、「ふすまパン」は小麦の殻で作られたパンであるのに対し、「ブランパン」はふすまパンの英語表記であることが分かりました。
玄米と麦ごはんの違いはこちらでまとめています。
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