「賞味期限」と「消費期限」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも食べ物や飲み物に書かれている日付ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「賞味期限」と「消費期限」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
賞味期限の定義
「賞味期限」を広辞苑で調べると、
比較的長持ちする加工食品を、定められた方法によって保存した場合、その品質が十分に保ておいしく食べられる期限。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「賞味期限」はおいしく食べられる期限であることが分かりました。
「賞味期限」は加工品に明記されているもので、未開封で保存していた場合の期限です。
「賞味期限」の表示は今では当たり前となっていますが、実は昭和60年から表示が始まったので意外と浅い歴史であると言えます。

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消費期限の定義
「消費期限」を広辞苑で調べると、
傷みやすい食品を定められた方法によって保存した場合、安全に食べられる期限。製造日を含めておおむね5日以内。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「消費期限」は安全に食べられる期限であることが分かりました。
「消費期限」は痛みやすい食品に表示されるもので、お弁当や生肉、生魚などです。
「消費期限」が過ぎている食べ物を食べてしまうと食中毒などを引き起こす可能性があるため食べるのはやめましょう。

つまり「賞味期限」と「消費期限」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 賞味期限は「食品を未開封で保存していた場合においしく食べられる期限であり、加工品に明記される」
- 消費期限は「食品を安全に食べられる期限であり、痛みやすい食品に明記される」
となり、「賞味期限」はおいしく食べられる期限であるのに対し、「消費期限」は安全に食べられる期限であることが分かりました。
JASマークとJISマークの違いはこちらでまとめています。
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