「普通の飴」と「のど飴」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも飴であることに違いはありませんが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「普通の飴」と「のど飴」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
普通の飴の定義
まずは普通の「飴」を広辞苑で調べると、
澱粉または米・甘藷かんしょなどの澱粉含有原料を麦芽・酸で糖化させた、甘味のある粘質の食品。淡黄色で透明であるが、品質の低いものは黒褐色。また、砂糖を煮つめて製したものもいう。古く「糖」「餳」とも書く。たがね。
広辞苑 第七版 90Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「普通の飴」は主に作物由来のでんぷんを糖化して作った甘い菓子や、砂糖などの糖類を加熱後に冷やして固めたものを指すことがわかりました。
また、種類としては大きく2つに分別され、固形状になったものを固飴(かたあめ)、粘液状の飴を水飴(みずあめ)と呼ぶそうです。
飴と言えば勉強や仕事などで脳が疲れた時に、脳へ栄養を与えるために、子供からお年寄りまで多くの年代の方に愛されているお菓子です。
のど飴の定義
「のど飴」は広辞苑に掲載がないためWikipedia等でリサーチしたところ、「のど飴」には厳密な定義がない事がわかりました。
のど飴は味や価格、成分や効果もモノによって大きく異なるようで、分類すると以下の3種類になります。
①医薬品のど飴(医薬品として有効成分による効果・効能が認められているもの)
②医薬部外品のど飴(医薬品に準じて有効成分による効果・効能が認められているもの)
③食品のど飴(飴の一種。効果・効能は認められていないが、のどがスッキリするもの)
とのことで、効果・効能が最も認められているものは「医薬品のど飴」、その次が「医薬部外品のど飴」となり、「食品のど飴」については医薬品として扱われていないため効果は認められていませんが、多くの味が楽しめるほか舐めることでのどがすっきりとします。
つまり「普通の飴」と「のど飴」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 普通の飴は「前提として甘いもの。また製法は似通っており、固飴と水飴に大別される」
- のど飴は「特に定義はなく製法も限定されていないが、大きく医薬品・医薬部外品・食品に分類される」
となり、「普通の飴」は製法や前提が決まっているのに対し、「のど飴」は定義も決まっておらず多種多様な商品が販売されていることがわかりました。
「普通のガムと風船ガムの違い」についてもまとめています。
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