「妖精」と「精霊」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも実際にこの世に存在するのかはっきりとわからないものですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「妖精」と「精霊」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
妖精の定義
「妖精」を広辞苑で調べると、
(fairy)西洋の伝説・物語に見える自然物の精霊。美しく親切な女性などの姿をとる。ケルトやラテン系民族に多く、各国で名は違う。仙女。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「妖精」は伝記や物語の中で見られる自然物の精霊であることが分かりました。
「妖精」は世界の伝記や童話などの登場し、人間と神の中間的な存在として位置付けられています。
普通ではありえないことが起こったときなどにしばしば「妖精」の仕業とされることがあります。
「妖精」は人間にとって良い影響を与えるものもいますが、人を攫ったり、物を奪ったり、命を狙ったりするものもいるとされ、その位置付けはさまざまです。
精霊の定義
「精霊」を広辞苑で調べると、
①万物の根源をなすという不思議な気。精気。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
②草木・動物・人・無生物などの個々に宿っているとされる超自然的な存在。
③肉体または物体から解放された自由な霊。死者の霊魂。
とのことで、「精霊」は万物の根源をなす不思議な気で、自然物に宿っていることが分かりました。
「精霊」は精気であり、はっきりとした姿はありません。アニメや映画などでは光として目に見えたり、声が聞こえる場面もありますが、万物に宿るエネルギーを表しています。
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つまり「妖精」と「精霊」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 妖精は「万物の根源に宿る精霊が形になったもの」
- 精霊は「万物の根源に宿るエネルギーで、姿形はない」
となり、「妖精」と「精霊」はこの世に本当に存在するかは不明ですが、全てのものに宿るエネルギーであり、その中でも姿形があるものが「妖精」であることが分かりました。
おばけと幽霊の違いはこちらでまとめています。
コメント
数の言葉ヒフミヨ(1234)を≪…妖精 精霊…≫で、捉えているような絵本「もろはのつるぎ」(有田川町ウエブライブラリー)がありますが、なにと見るのがよいのでしょうか?