「おばけ」と「幽霊」の違い、あなたは説明できますか?
おばけも幽霊もどちらも「気味の悪いもの」「怖いもの」という認識がありますが、両者の違いは何なのでしょうか。
このページを読めば「おばけ」と「幽霊」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
おばけの定義
ばけもの。へんげ。妖怪。また、奇怪なもの、ばかでかいもの。
広辞苑 第七版 435Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、おばけは「おばけかぼちゃ」や「おばけきゅうり」などと言うように本来あるべき姿から大きく変化したものを指します。
また、幽霊などを総称して「おばけ」と呼ぶこともありますが、ハロウィンでお馴染みの「狼男」や「ミイラ男」など、「どれも人間の想像によるものであり、実在する可能性は極めて低いです。
幽霊の定義
死者が成仏し得ないで、この世に姿を現したもの。
広辞苑 第七版 2989より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、幽霊は「死んだ人間の霊」であり、妖怪のような得体のしれないものではありません。
また、幽霊は現世に未練や怨念のあるものの魂が現れたり、人や動物に乗り移ったりするとされています。
魂という目に見えないものではあるが、心霊写真のように時として形として現れることもあるようです。
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つまり「おばけ」と「幽霊」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- おばけは「本来あるべき姿から大きく逸脱した物を指すが、”怖いもの”としてのおばけは人間の想像によるもの」
- 幽霊は「成仏できずに現世をうろつく死んだ人間の魂が姿を現したもの」
とのことで、おばけは人間の想像による得体のしれないもの、幽霊は死んだ人間の魂となり、「おばけ」と一括りにされることが多いですが、実は全く異なるものであることが分かりました。
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