「水性ペン」と「油性ペン」の違い、あなたは説明できますか?
どちらもインクを用いた筆記用具のことですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「水性ペン」と「油性ペン」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
水性ペンの定義
「水性ペン」は広辞苑に記載がなため「水性」を広辞苑で調べると、
水の性質。 水に溶けやすい性質を持っていること。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「水性ペン」は、インクが水に溶けやすい性質を持つペンであることが分かりました。
「水性ペン」の特徴は、油性に比べて、にじみや紙の裏うつりが少なく、多くの物へ筆記することができる点です。また、臭いが少ない性質も持っています。
「水性ペン」の汚れは、インクが乾く前であれば簡単に落とすことができますが、乾いてしまった場合は、水かぬるま湯で濡らすと汚れが落ちやすくなります。

油性ペンの定義
「油性ペン」は広辞苑に記載がなため「油性」を広辞苑で調べると、
油のもつ性質。 油に溶けやすい性質を持っていること。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「油性ペン」は、インクが油に溶けやすい性質を持つペンであることが分かりました。
「油性ペン」のインクには、アルコールなど油を溶かす物質(揮発性有機溶剤)、水、乾燥防止剤、浸透剤などが含まれています。
「油性ペン」の特徴は、水性に比べてインクの乾きが早く、プラスチックや金属などにも筆記することができる点です。
ですがその半面、ペンキなどの塗料や塩ビなどの筆記面を溶かしてしまう場合があります。
また、「油性ペン」はどんなものに筆記しても比較的乾きが早いのですぐに使いたいときに重宝されます。

つまり「水性ペン」と「油性ペン」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 水性ペンは「インクが水に溶けやすい性質を持つペン」
- 油性ペンは「インクが油に溶けやすい性質を持つペン」
となり、「水性ペン」はインクの性質が水性であるのに対し、「油性ペン」はインクの性質が油性であることが分かりました。
他にも「ペンに関する違い」についてもまとめています。
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