加湿器や美容家電なんかで使われる「スチーム」や「ミスト」という言葉。
同じような意味合いですが、実はこの2つには明確な違いがあるんです。
このページを読めば「スチーム」と「ミスト」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
スチームの定義
①蒸気。湯気。 ②スチーム‐ヒーターの略。蒸気暖房装置。
広辞苑 第七版 1569Pより [発行所:株式会社岩波書店]
さらに「蒸気」を広辞苑で調べてみると…
①(steam)液体または固体から蒸発または昇華して生じる気体。
広辞苑 第七版 1427Pより [発行所:株式会社岩波書店]
と表記がありました。
つまりスチームとは液体等から発生する気体のことを指します。
またスチームは蒸発したもののため、一般的には熱いことが多いです。
ミストの定義
霧。霧状のもの。
広辞苑 第七版 2808Pより [発行所:株式会社岩波書店]
広辞苑にはミストの詳しい説明は載っていませんでしたが、一般的には「気体中に分散した液体の微粒子」を指します。
スチームは液体が蒸発したものに対して、ミストは小さくはありますが液体そのものが浮いているイメージです。
粒子の大きさはスチームのほうが小さく、ミストが大きいです。
そのため何かに触れると水滴になって濡れることが多いです。
また一般的にスチームは熱いですが、ミストは熱くありません。
つまり「スチーム」と「ミスト」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- スチームは「液体等が蒸発したもの」
- ミストは「液体粒子が浮かんでいるもの」
となります。
粒子はスチームよりミストのほうが大きいです。
また多くの場合でスチームは熱く、ミストは熱くないのが特徴です。
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