「薄荷」と「スペアミント」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも清涼感のある香料ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「薄荷」と「スペアミント」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
薄荷の定義
「薄荷」を広辞苑で調べると、
シソ科の多年草。茎・葉共に薄荷油の原料となり、香料および矯味矯臭薬となる。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「薄荷」はシソ科の多年草ということがわかりました。
「薄荷」はハーブの一種で、爽やかな香りと味が特徴です。
「薄荷」は一般的に乾燥した葉を使用し、料理や飲料、ハーブティーなどに使用されます。
また「薄荷」は薬用としても広く利用され、消化を助けたり、風邪や頭痛の症状を緩和したりする効果があるとされています。
つまり「薄荷」は、料理や薬用として乾燥した葉を利用するハーブです。

スペアミントの定義
「スペアミント」を広辞苑で調べると、
シソ科の多年草。ヨーロッパ原産。ハッカに似た香草で、欧米では主要な香料植物とされる。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「スペアミント」はヨーロッパ原産のシソ科の多年草ということがわかりました。
「スペアミント」はハーブの一種で、薄荷と同じく爽やかな香りや味わいが特徴です。
一般的には料理や飲料、デザートに使用され、生葉も香り付けや装飾に用いられることがあります。
「薄荷」と「スペアミント」は似ていますが、外見的な違いとしては、薄荷の葉はより細長く、スペアミントの葉はより丸みを帯びているのが特徴です。
また、「薄荷」は風邪や消化不良の症状を和らげるのにより効果的であり、「スペアミント」は料理やデザートの風味付けにより適しています。
つまり「スペアミント」とは、料理やデザートの風味付けに適した生葉を利用するハーブ、であるといえます。

つまり「薄荷」と「スペアミント」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 薄荷は「シソ科の多年草」
- スペアミントは「ヨーロッパ原産のシソ科の多年草」
となり、「薄荷」は料理や薬用として乾燥した葉を利用するハーブで、「スペアミント」は料理やデザートの風味付けに適した生葉を利用するハーブ、であることがわかりました。
レモングラスとレモンバームの違いはこちらでまとめています。
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