「mL(ミリリットル)」と「dL(デシリットル)」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも清涼飲料水や計量カップに表記されている記号ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「mL(ミリリットル)」と「dL(デシリットル)」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
mL(ミリリットル)の定義
「mL(ミリリットル)」を広辞苑で調べると、
体積の単位。1リットルの1000分の1。記号㎖またはmL
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「mL(ミリリットル)」は体積を表す単位ということがわかりました。
mL(ミリリットル)は、L(リットル)の千分の一を示す単位で、1L(リットル)は1000mL(ミリリットル)に相当します。
mLは非常に小さな容量を表すため、主に微量な液体の計量に広く用いられます。
例えば、薬の服用量や化粧品の使用量を計る際に使用され、医療や化粧品業界では一般的に使用されている単位です。
dL(デシリットル)の定義
「dL(デシリットル)」を広辞苑で調べると、
体積の単位。1リットルの10分の1。記号㎗またはdL
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「dL(デシリットル)」も体積を表す単位ということがわかりました。
dL(デシリットル)は、L(リットル)の十分の一を表す単位で、1L(リットル)は10dL(デシリットル)に相当します。
dL(デシリットル)は比較的小さな容量を表す単位ですが、生活の中では1dLは10mlとして使用することが多いため、小学校の授業で習う以外には一般的に使用されることの少ない単位です。
つまり「mL(ミリリットル)」と「dL(デシリットル)」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- mL(ミリリットル)は「L(リットル)の千分の一を示す単位」
- dL(デシリットル)は「L(リットル)の十分の一を表す単位」
となり、「mL(ミリリットル)」は主に薬の服用量や化粧品の使用量を計る際に使用されますが、「dL(デシリットル)」はmLやLでも表記可能なために使用されることの少ない単位であることが分かりました。
ミリリットルとccの違いはこちらでまとめています。
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