「メーカー」と「問屋」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも商品を取り扱う業者ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「メーカー」と「問屋」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
メーカーの定義
「メーカー」を広辞苑で調べると、
製造者。特に、名の知られた製造業者。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「メーカー」は製造者、ということがわかりました。
「メーカー」は、主に物理的な製品を作成または提供する、企業などを指す言葉です。
例えば、おもちゃメーカーはおもちゃを作って販売しており、自動車メーカーは車を製造して販売しています。
「メーカー」は製品を製造するのが仕事であり、流通や販売の全てを自社で行うわけではなく、多くの場合は問屋や卸売業者に販売します。
象印 コーヒーメーカー 4杯用 ガラス容器 外して洗える水タンク ペーパーフィルター 珈琲通 ダークブラウン EC-GB40-TD
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問屋の定義
「問屋」を広辞苑で調べると、
荷主の委託を受けて口銭をとり、または買い取って、これを仲買人に売りさばく業者。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「問屋」は荷主から買い取った商品を売りさばく業者を指すことがわかりました。
「荷主」とは、流通業務を委託する業者であり、いわゆる「メーカー」のことです。
また「問屋」とは、メーカーと小売店の間に位置する、大量の商品を取り扱う卸売業者を指す言葉です。
「問屋」は商品流通の重要な部分を担っており、製造者から消費者へと、製品がスムーズに移動するための橋渡し役になっています。
つまり「問屋」は、「メーカーから商品を買い取って売りさばく、卸売業者」と言えます。
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つまり「メーカー」と「問屋」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- メーカーは「製造者」
- 問屋は「荷主から買い取った商品を売りさばく業者」
となり、「メーカー」は主に物理的な製品を作成または提供する企業であり、「問屋」はメーカーから商品を買い取って売りさばく卸売業者、であることがわかりました。
販売と営業の違いはこちらでまとめています。
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