「株」と「FX」と「投資信託」の違い、あなたは説明できますか?
いずれもお金の運用方法に関する言葉ですが、それぞれに明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「株」と「FX」と「投資信託」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
株の定義
「株」を広辞苑で調べると、
株式または株券。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「株」は株式のことであり、株式会社が発行している「株券」を売買することを指すことが分かりました。
例えばA社の株式を1株1万円で買った後、その会社の価値が上がり、株式の値段が1株2万円になったときに売れば、1株当たり1万円の利益を得ることができます。
会社によっては、株を持っていると株主優待として何らかの特典が得られるところもあります。
FXの定義
「FX」を広辞苑で調べたところ、
(Foreign exchange)外国為替証拠金取引。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、FXは外国為替証拠金取引(Foreign Exchange)の頭文字をとった呼び方であることがわかりました。
FXは日々変動する外国為替、つまり外国の通貨との強弱によって利益を出します。
例えば1ドル100円の時にドルを買って、その後1ドルが120円になったときにドルを売れば、その差額が利益になります。
投資信託の定義
「投資信託」を広辞苑で調べると、
投資家から集めた資金を委託会社(信託銀行)が運用し、その成果を出資額に応じて投資家に還元する金融商品。また、その仕組み。ファンド。投信。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「投資信託」は投資のプロにお金を預けて株式売買などで運用してもらうことであることがわかりました。
運用をプロに任せているため、自分で株価や会社の動きを細かくチェックする手間がなく、忙しい人でも始めやすいという特徴があります。
つまり「株」と「FX」と「投資信託」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 株は「会社の価値を意味する株券を売買して利益を得る」
- FXは「外国の通貨との強弱によって利益を得る」
- 投資信託は「投資のプロにお金を預けて運用してもらう」
となり、「株」と「FX」は自分で株価や為替の動きをチェックしながら売買する必要があるのに対し、「投資信託」はお金の運用をプロに任せることである、ということが分かりました。
預金・貯金・預貯金の違いについてもまとめています。
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