「メガバンク」と「地銀」の違い、あなたは説明できますか?
どちらもお金を預けたり引き出したりする銀行ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「メガバンク」と「地銀」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
メガバンクの定義
「メガバンク」を広辞苑で調べると、
巨大な資産・経営規模をもつ銀行。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「メガバンク」は規模の大きい銀行のことを意味していることがわかりました。
「都市銀行」と呼ばれることもあります。
メガバンクと呼ばれる銀行には三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3つがあり、国内の各地域だけでなく海外にも展開しています。
また、通常の銀行の業務だけでなく、証券取引や保険なども取り扱っています。
総資産が1兆ドルを超えていることが、メガバンクと呼ばれる基準といわれています。

地銀の定義
「地銀」は「地方銀行」の略称であるため、「地方銀行」を広辞苑で調べると、
概ね地方に所在し、地方産業への融資を主要業務とする普通銀行。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「地銀」は都市部よりは地方に多く、地方産業への融資を主な業務とする銀行であることがわかりました。
基本的に「地銀」は地域密着型のサービスを提供していて、本店のある地域で県内企業に対する融資をしたり、その地域における経済発展に尽力する銀行が多くあります。
そのため、県外まで活動範囲を広げている地銀はほとんどありません。

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つまり「メガバンク」と「地銀」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- メガバンクは「総資産が1兆ドル以上あり、国内および国外で事業展開している巨大な銀行」
- 地銀は「比較的小規模で、地域密着型のサービスを行っている銀行」
となり、「メガバンク」は活動範囲が広い銀行であるのに対し、「地銀」は地域を限定して活動している銀行であることが分かりました。
「銀行と信用金庫の違い」についてもまとめています。
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