ミュージカルなどで耳にする「マチネ」と「ソワレ」の違い、あなたは説明できますか?
「マチソワ」なんて言葉も耳にしますが、なんのこっちゃと言う人も多いはず。

このページを読めば「マチネ」と「ソワレ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
マチネの定義
まず、「マチネ」を広辞苑で調べると「マチネー」と記載がありました。
正しくは「マチネー」語尾が伸びるようです。
(もと「朝の間」「午前中」の意)演劇・音楽会などで昼間の興行。
広辞苑 第七版 2762Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで「マチネ」はフランス語で「午前中」を意味し、ミュージカル等の講演では「昼公演」をマチネを呼ぶことが分かりました。
推しの俳優さんが「マチネ講演」などと発言している時は「昼の部に出るんだな」と言う理解になります。

ソワレの定義
演劇・音楽会などで夜の興行。
広辞苑 第七版 1731Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、ソワレはフランス語で「夜会」を意味し、ミュージカル等の講演では「夜講演」を指すことが分かりました。
つまり、「マチソワ」は昼の部のマチネと夜の部のソワレの両方を合わせて呼ぶ際に、略語として使用されている言葉です。
お芝居のファンや、特定の演者のファンは一日に2部を観る”マチソワはしご”をする猛者もいるようです。

つまり「マチネ」と「ソワレ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- マチネは「フランス語で午前中を意味し、演劇界では”昼公演”を指す」
- ソワレは「フランス語で夜会を意味し、演劇界では”夜公演”を指す」
となります。
昼の部、夜の部、などと言わずにマチネ、ソワレ、マチソワと言うのが現代風なようです。
能と狂言の違いについてもまとめています。
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