ヴィーガンとベジタリアンの違い。定義・意味・使い方は？広辞苑より。

「ヴィーガン」と「ベジタリアン」の違い、あなたは説明できますか？

どちらも肉や魚を避けて野菜を食べるイメージがありますが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

ヴィーガンの定義

「ヴィーガン」は広辞苑に掲載されていないため、Wikipediaや他の関連サイト等を調べると、「ヴィーガン」は動物性の食品を一切摂取しない菜食主義者であることが分かりました。

「ヴィーガン」は「ヴィーガニズム」という考え方の人たちのことを指します。「ヴィーガニズム」は衣食住すべての目的で動物からの搾取、動物への残酷な行為の排除に努める生き方のことです。

肉や魚、卵、乳製品などを食べないこと以外にも、革製品を買わない、動物園や水族館に行かないなども挙げられます。

ベジタリアンの定義

「ベジタリアン」を広辞苑で調べると、

菜食主義者。

広辞苑 第七版 より [発行所：株式会社岩波書店]

とのことで、「ベジタリアン」も菜食主義者であることが分かりました。

「ベジタリアン」という言葉はイギリスのベジタリアン協会が1847年に発足したことで使われはじめました。ラテン語の「begetus」が由来となっており、健全な、新鮮な、元気のあるという意味があります。

「ベジタリアン」の人たちは動物性食品を避けて、野菜や大豆、きのこなどの植物性の食品を中心に食べています。

また、人によっては卵や牛乳も摂取するなど、「ベジタリアン」は食用以外の動物は必ずしも避けません。

つまり「ヴィーガン」と「ベジタリアン」の違いは？

つまりそれぞれの違いは

• ヴィーガンは「完全菜食主義者のことで、動物性の食品を摂らないだけでなく、革製品などの商品も買わず、動物園などのサービスも利用しない」
• ベジタリアンは「菜食主義者のことで、動物性の食品ではなくなるべく植物性の食品を摂取している」

となり、「ヴィーガン」と「ベジタリアン」は動物を守ることにつながる生き方や考え方であることが分かりました。

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2022.01.21